DIYは自由な自作の精神になります
DIYはドゥイットユアセルフの略であり、アメリカのホームセンター業界が提唱し始めた造語です。
ホームセンターで材料を購入して、同じくホームセンターで購入したドライバーや電動ツールを使って自宅で工作を楽しみます。
住宅の補修の場合もあれば日曜大工的な趣味の延長の場合もありますし、本格的な改築や増築なのかもしれません。
DIYの概念は自作で出来ることに挑戦することに意義があり、材料調達からプラン作成から実際の工作までをシームレスで行ってゆきます。
DIYの良いところは素人が挑戦することであり、採算性を重視するプロにはない手の込んだ手作りが行えることも特徴です。
長年時間をかけてガレージを自分好みで作ったり、車をレストアするなどもその概念に含まれます。
趣味が高じてビジネスまで昇華する人もおりますし、好きこそものの上手なれの言葉通りに集中して時間をかけてゆくとプロも顔負けのスキルやノウハウが付く場合もあるのです。
通常は庭の木を剪定して草むしりをして砂利を敷いたり、小さな物置を自作する程度のことが範疇になります。
本格的な人は部品を一から手作りして精密機械を作ったり、旋盤などでパーツを作ってエンジンをレストアするなど、奥が深いことも特徴です。
日本ではあまり行っている人はいませんが、イギリスではバックヤードビルダーの言葉通りに、裏庭で車やバイクのレストアをしたり、自作のギターなどを作ったり売り物よりも緻密なニットウェアを作るなど、趣味と実益を兼ね備えた文化が育まれております。